内緒で借りたお金の完済を目指す

祖父が多額の借金をしていた

借金返済の取り立て

お金

今まで自分の家に借金があるなんて想像もしてなかった。 しかも今頃。

僕は両親と世間一般の暮らしをしていた。 お金も健康も平均的な家庭だったと思う。 それが、ある日一遍、地獄へと落とされた。

祖父が病に倒れ、大地震をきっかけに、祖母がうつ病になった。 健康だった二人が急に体を悪くして私は、戸惑いを隠せなかった。 色々なお世話や遊びに連れて行ってれた、祖父祖母と歩んだ道を思い出すと「大好き」って思いが溢れるし、早く元気になって欲しいと強く願ってた。 しかし、事態は思わぬ方向へと進んで行く。

祖父が病から回復せず、さらに弱っていく。 その時、見知らぬ男性が家を訪ねてきた。 「おじいちゃんには、借金がありまして、その借金返済がまだ終わってないんですよ。」 その時、私達は、全員同じ反応をした。

「知らなかったですよ?本当ですか?」と。 僕の祖父は、隠していたのだ。 額を恐る恐る聞いてみた瞬間、あまりのでかさに、私達家族は、猛ダッシュで祖父のいる自宅に行く。 「借金なんてあったの?」そう聞くと、今にも天国へ行きそうにも関わらず、「大丈夫、死ぬまでには、返し終わるから。」と言われた。

その時、病に侵されてる人にも関わらず大声をあげていった。 「死ぬまでに返せる借金の額じゃないじゃん」そこから大ゲンカが始まった。 大好きだった祖父と最初に言ったが、借金というもののきっかけにより、大嫌いな祖父となった。

もう私は良い歳である。 子供を産むかどうか、結婚しようかどうかと夢を描いていた。 その世間一般の暮らしが夢が崩れ落ちた気がした。

今でも毎月3万円づつの支払い

今でも祖父が何とか生きててくれており、借金返済として毎月三万円ずつ支払っている。 これからこの毎月三万円の支払いがどのように私の所に降りかかってくるか心配である。

皆さんも、祖父祖母が実は借金を抱えているかもしれない。 病気になる前に問いただす事を勧める。

なぜ、借金をしてしまったか聞いてみた所、友人が起業をしたく、ハンコを押してしまったみたいだ。 信用をしていたみたいだし、裏切らない自信があったにも関わらず逃げてしまったと言っていた。 祖父は今でも毎月借金返済のために三万円を借入れ会社に支払っている。